ファクタリングの手数料の相場は?抑えるための4つのポイントもご紹介

ファクタリングの手数料の相場は?抑えるための4つのポイントもご紹介

ファクタリング選びの重要なポイントの一つは、手数料の安さです。ファクタリングを利用すると、回収できる売掛金が手数料の分だけ目減りするためです。

 

本記事では、ファクタリング手数料の相場を解説します。手数料を抑える方法にも触れているため、ファクタリングの利用を検討している人はぜひ役立ててください。

 

ファクタリング手数料の相場とは

ファクタリング手数料の相場は、以下のとおりです。

・2社間ファクタリング:10~30%
・3社間ファクタリング:1~10%

 

例えば、売掛金が1,000万円で手数料が5%だった場合なら、ファクタリングの利用で回収できる資金は950万円です。

 

融資の金利とは異なり、ファクタリング手数料は利息制限法の対象ではありません。ファクタリング会社が実施する審査の結果によって、案件ごとに手数料が決定されます。

 

ファクタリング手数料の決定材料は?

 

ファクタリング手数料に影響する要因は以下の4つです。

 

①売掛先の与信状況
②2社間か3社間か
③初回以降か
④売掛金の金額

 

それぞれ解説します。

 

その①売掛先の与信状況

1つ目の要因は、売掛先企業の与信状況です。売掛先企業の倒産などによって債権を回収できない事態に陥ると、ファクタリング会社が損をしてしまうためです。

 

一般的な融資の審査対象は利用者本人ですが、ファクタリング審査では売掛先企業の信用度が厳しくチェックされます。信用度が高いほどファクタリングのリスクは低くなるため、手数料も低くなります。

その②2社間か3社間か

2つ目の要因は、ファクタリングの種類です。2社間ファクタリングの方が3社間ファクタリングよりもリスクが高く、手数料も高めに設定されます。

 

2社間ファクタリングでは、売掛債権の回収を利用者自身が担います。しかし、確実に回収できるとは限らない上に、利用者がお金を持ち逃げする可能性もゼロではありません。債権譲渡登記をしない場合は、売掛債権の二重譲渡によってファクタリング会社が債権を回収できなくなるおそれもあります。

 

ファクタリング会社が直接お金を回収できる3社間ファクタリングならリスクは低く、手数料も低めに設定できます。

③初回以降か

3つ目の要因は、利用実績です。初めての利用者は信用度が低いため、手数料も高めに設定されます。信用度をチェックする目的で、初回のみ面談による契約を実施するファクタリング会社も珍しくありません。

 

一方、過去に良好な利用実績があれば信用度が上がり、手数料も下がる可能性があります。ただし、審査はあくまでも案件ごとに実施されます。2回目以降に手数料が必ず安くなるとは限らない点に注意しましょう。

その④売掛金の金額

4つ目の要因は、売掛金の金額です。通常、売掛金の金額が高いほど手数料が下がります。取引の信用度が高く、ファクタリング会社が得られる利益も増えるためです。

 

例えば、手数料3%、売掛金1,000万円なら、ファクタリング会社の利益は30万円です。一方、売掛金が2,000万円なら手数料を1.5%に下げても同じ利益が得られます。

 

手数料以外でかかる費用

ファクタリング会社によっては、基本の手数料以外に事務手数料などの費用がかかる場合があります。面談契約が必須のサービスでは出張費や交通費が発生する可能性があるため、事前にファクタリング会社の所在地を確認しておきましょう。

 

さらに、2社間ファクタリングで売掛債権の登記を行うと、下記費用が発生します。

・債権譲渡登記費用:1件あたり7,500円
・司法書士報酬:5万~10万円程度

 

契約金額1万円以上の場合に紙の債権譲渡契約書を作成すると、1枚あたり200円の印紙税がかかります。電子契約なら印紙税は発生しません。

 

手数料を安く抑えるポイント

ファクタリング手数料を安く抑えるポイントは、以下の4つです。

①信用の高い売掛債権を選択する
②支払いが短期間の売掛債権を選択する
③複数のファクタリング会社の見積もりを確認
④同じファクタリング会社を何度か使って信頼を得る

それぞれ解説します。

 

ポイント①信用の高い売掛債権を選択する

ファクタリングを利用する際には、売掛先企業の信用度が高い売掛債権を選びましょう。例えば、有名企業や上場企業への売掛債権などです。ファクタリング会社にとってのリスクが下がるため、手数料が下がる可能性があります。

 

ポイント②支払いが短期間の売掛債権を選択する

支払期日までの期間が短い売掛債権を選ぶ点も重要です。支払期日までの期間が長いと、売掛先企業の資金繰りが悪化する、倒産するなどのリスクが高まります。期間が短いほどリスクを抑えられるため、手数料が下がるケースが一般的です。

 

ポイント③複数のファクタリング会社の見積もりを確認

手数料は、ファクタリング会社によって大きく異なります。必ず複数の会社から見積もりを取りましょう。同じ売掛債権でも、高い手数料がかかる場合もあれば安い手数料で済む場合もあります。電話での簡単なヒアリングやメール、公式サイトの簡易診断などで見積もりが取れるケースもあるため、上手に利用しましょう。

 

ポイント④同じファクタリング会社を何度か使って信頼を得る

同じファクタリング会社を何度か利用すると信用度が上がり、急に現金が必要になった際にもスムーズに対応してもらえます。2回目以降は手数料が下がるファクタリング会社もあります。ただし、ファクタリングを多用するとキャッシュフローが悪化する可能性がある点に注意が必要です。

 

そもそも、資金を調達する方法はファクタリングのみではありません。経営に関する相談ができて、最適な資金調達の方法を提案してもらえる良心的なファクタリング会社を選びましょう。

 

ファクタリングならファクタリングJPSへ

ファクタリングJPSは手数料が2%からと業界最低水準で、事務手数料や出張費がかからない点がメリットです。

 

債権譲渡登記も必須ではなく、アフターフォローも充実しています。審査期間は最短即日、調達可能額は最高1億円です。手数料を抑えたい人や売掛先に知られたくない人も、安心して利用できます。

 

オンライン審査・オンライン契約にも対応しているため、ファクタリングの利用を検討している人は、ぜひご相談ください。

この記事を書いた人
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